10/7、
LinkShareECサイト商品見本市&懇親会なるものへ行ってきた。
場所は大手町にある三井物産本社。
(写真はイメージです。)
決して狭くはない会場なのに、約300名ほどの人がいてギュウ〜という感じ。
(写真はイメージです。)
法人、個人、ECサイト、ASP、アフィリエイトサイトと、いろいろな立場の人がとにかくいっぱい。熱気で顔がほてってしまうほど。
6/19に開催された
第3回アフィリエイトカンファレンスで、「個人に冷たいと評判のLinkShareです。」と自ら挨拶していたASPが、4ヶ月足らずで個人アフィリエイトサイトも巻き込んだ、業界初!となる大イベントを行ない、そこにサハラも参加させていただいた。詳しい内容は、LinkShareのホームページや先輩アフィリエーターのblogで報告されているので、ここではサハラの個人的感想をまとめたい。
知り合いがほとんどいない状態で行ったイベントだったが、LinkShareスタッフの温かいアテンドのおかげで、先輩アフィリエイターたちとのたくさんの「であい」があった。先輩たちの話は、サハラには理解できない専門用語が飛び交い、時々???となってしまったが、そんな時サハラは、ダイビングボートの上にワープしていた。
なぜ? アフィリエイトのイベント会場で、サハラはダイビングボートの上にワープしていたのか? それは、バディシステムを思い出していたから…。
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ダイビングでは、必ずバディと呼ばれる相棒と一緒に潜る。どんなにベテランになっても、必ずバディと潜ることが義務付けられている。ダイビングは、ライセンスが必要なことからも分かるように、危険と隣り合わせのスポーツである。なにしろ海の中だし、何が起こるか分からない。
例えば、水中でバディのタンクにエアがなくなれば、自分のレギュレーターを相手に渡し、自分は予備のレギュレーターからエアを吸うことになる。1本のタンクから供給されるエアを2人で吸いながら、文字通り手に手をとって浮上することになる。自分のタンクにまだエアがたくさんあったとしても、2人一緒に浮上する。とにかく、水中ではバディを信頼し、お互い助け合ったり、協力し合ったりするのである。
バディは友人同士で組んでも良いが、たまたまダイビングボートで乗り合わせた知らない者同士が組むこともある。そういう時は、インストラクターや現地のガイドが、ベテランと経験の浅いダイバーを組み合わせることもある。サハラも初心者の頃、ベテランの人と組むことがあった。要するに初心者にベテランのお世話係りをつけるのだ。サハラは少々気がひけた。ベテランの人だって時間とお金をかけ、はるばる西表島までやってきているのに、初心者と一緒に潜るなんてつまらないと思っているんじゃないか、そう思った。
ダイビングはスキル分けをして、どのボートに乗るかが決まる。そして同じボートのイチバン経験の浅いダイバーのレベルに合わせて、その日に潜るポイントは決められる。初心者の頃は、自分の低いレベルに合わせたポイント → 安全なポイント → ベテランダイバーにとってはつまらないポイント、となってしまい申し訳ない…、と思ったりもしていた。
(レベルに関係なくどのポイントに潜っても楽しみ方はたくさんあって、初心者と一緒だからつまらないと思うことはない、と分かるようになったのは、かなり後になってからのこと。)
サハラのダイビング歴が100本 (ダイビングのキャリアは本数で表される) を超え、上級ポイントに潜れるようになった頃、同じボートにドリフト・ダイビングが初めてというダイバーと一緒になった。その日は晴れてこそいるものの海は荒れていた。波は高く、果たしてポイントに着いても潜れるかどうかは分からなかった。
ドリフト・ダイビングとは、潮の流れにのって水中を移動するダイビング方法のことで、潮流に逆らわず流れに乗って泳ぐというよりは漂うダイビングのこと。体力の消耗も少なく広い水域が楽に移動できるので、普通では見られない地形の変化や、回遊魚たちに遭遇できる確率も高くなる。と、いいこと尽くめのようだが、ドリフト・ダイビングはエントリー&エキジット方法も通常とは違うし、初めての人には緊張が伴う。なぜなら、流れが速いのでダイバーが流されてしまうリスクも伴っているからだ。
そのダイバーの姿は、ほんの数年前のサハラだった。初心者だった頃、同じボートで乗り合わせたベテランダイバーが声をかけてくれ、どれほど「ほっ」としたことか。サハラは自分から声をかけることはあまりできない方なのだけど、その時は声をかけてみた。彼女が全身で「ほっ」とするのが分かった。みんなおんなじだ。
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知り合いがいないということで、不安な気持ちのまま参加したけれど、たくさんの人が対応してくれた。先輩たちは優しかった。アフィリエイトサイトの方とはじめて交流できた。緊張の1日だったけど、最後は美味しいビールをたくさん飲んだ。
アフィリエイトとダイビング、全然違うものだけど、どうも共通項があるらしい。
たくさんの人がいて、みんな支えあっていた。大会社の人が個人の声に耳を傾けていた。個人が企業を相手に堂々と意見を発してた。そういうことを、サハラはまだ遠巻きに見ているだけだったけれど、大いなる「であい」だった。
PCのモニターの向こう側にいた、たくさんの素敵な人たち。こういう「であい」もあるのだと、酔った気分になったのは大量に飲んだビールのせいだけじゃないと思う。
10/7にお会いした全てのみなさんに感謝いたします。ありがとうございました。
【追記】
気が付いたら、持っていったデジカメで写真を撮るのを忘れてた。ザンネン。
アフィリエイト界のスターがいっぱいいらしたのに…。
「沢ガニのから揚げ」と「おでん」、ずっと前の我が家のディナーです。
あくまでもイメージ写真です。