最近、サハラが欲しいモノって何だろう…。
どこまでも歩くことのできる頑強な脚力とか、あの水着をかっこよく着ることのできるクビレとか(くれぐれも想像しないでくださ〜い 汗)、あのホテルで優雅にオーダーのできる英語力とか、パソコンワールドの理解力とか、それを勉強する持続力とか、そもそも、その能力とかとか。
なにかモノが欲しい時って、そのモノ自体が欲しいワケじゃなく、それを使って「なりたい自分になれる」ことを手に入れたいんだな、きっと。明治神宮の初詣のように混みあう表参道ヒルズをスルーしながら、そんなことを思いつつ目的地のダイヤモンドホールに到着!
と思ったら、目的地はダイヤモンド
ホールじゃなくてダイヤモンド
ビルだった(汗)。こういう時にバタバタ慌てない心も欲しい…、というか必要ですね。
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本当の目的地はこちら。
アフィリさんのお誘いで、
中国茶と中国茶器の専門店「恒福茶具」さんの中国茶のお茶会に参加してきました。
レビューブロガーを応援するアフィリさんと、
A8.net の共同企画(
★あなたの思いには価値があります)で実施された今回の中国茶のお茶会ですが、「趣味が高じて中国茶のネットショップを作っちゃいました」と自らおっしゃる白川店長の、中国茶LOVEのトーク満載でとっても楽しかったです。
中国茶の世界では急須を「茶壷」と呼びます。写真中央。
写真右側に写る背の高い器は、香りを味わうための「聞香杯」、手前のお猪口みたいなのはお茶をいただくための器「茶杯」です。
陶芸が趣味という白川店長は、ある時を境に急須の虜になり、いろいろな急須を研究するうちに、お茶を淹れるための究極の急須は宜興紫砂壺だと思い至るようになったとか。
そして宜興紫砂壺のコレクションがはじまり、当然のように中国茶を知り、奥深い中国茶の魅力にハマってしまった…、そんなエピソードを語りつつ、次々とお茶を淹れてくれました。
「茶海(淹れたお茶の濃度を均一にサービスするための器)」に「茶漉し」を置いて、お湯を淹れていきます。
香りを味わうための「聞香杯」に人数分のお茶を注ぎいれます。中国茶は茶葉によって違うものの、たいていのものは五〜十煎くらいは飲めるとのこと。小さな「茶杯」で、一煎目、二煎目、三煎目と次々と変わる味わいを楽しむのだそうです。
写真を撮り忘れちゃったのですが、「聞香杯」の上に「茶杯」をかぶせて
きのこの山のような形にし、それを指で挟んでエイヤッと引っくり返したのがこの写真です。
蓋のようになった「聞香杯」を開けます。写真のお茶は「白茶」です。「聞香杯」に鼻を近づけると、杯の中に凝縮された香りがとてもいい感じで漂います。香りも楽しむ中国茶、このことを実感する瞬間でした。少し時間が経っても、そのいい香りは持続していました。
「白茶」は種類も生産量も少ないお茶で、新芽のみを利用して味も綺麗、淡白な香りが特徴です。
これは、プーアル茶の生葉です。「
恒福茶具」さんは、感動の味わいの中国茶を数多く紹介していますが、その中でも特にプーアル茶にこだわりを持っています。
プーアル茶には熟茶と生葉があるとのことで、今回初めて飲み比べをしてみました。白川店長が「生葉でこそプーアル茶を飲む価値がある」と言い切っていましたが、実際に飲んでみるとその言葉は、なるほど納得のおいしさでした。
生葉のプーアル茶は味わいが深く、年月を経て熟成されたものだけが持つ完成度の高い風味があるんです。中国茶まったくの素人のサハラながら、その違いには感嘆しました。
味の違いにびっくりしたのも束の間、白川店長はこんなことをして参加者をまたまたびっくりさせてくれました。
なんと、垂直に近いほど急須を傾けても、蓋が落ちないのです!
どうしてっ?!
そのわけは、蓋裏にありました。蓋のこの部分↑が高ければ高いほど、密閉性が高くなり、垂直より内側角度にしても落ちないのだそうです。
急須の材料である紫砂を厳選した、作家による手作りの宜興紫砂壺だからこそ、びっくりの密閉性=職人技なのだと一同関心しきりでした。
この日、白茶、青茶、黒茶、プーアル茶、苦丁茶など、たくさんの中国茶をいただいたのですが、それぞれのお茶のおいしさに感激すると共に、実は密かにサハラがいちばん感激したのは、写真の
竹製トングです。熱くなった茶杯を挟むために使うものですか…。
これは市販されているものではなく、白川店長のお客様による手作りのプレゼントとのこと。こだわりの白川店長には、同じくこだわりのお客様がいらっしゃるのですね〜。
類は友を呼ぶ、なのですね。
サハラのまわりには、なぜか飲んだくればかり…、なんでっ?(汗)。
ところで、他の参加者のみなさんから「サハラさんちにも、こういうのあるんじゃないの?」と聞かれ、なぜか、その時「んっ?」と思ったものですが…。
家に帰ってから、どうしてあの時「んっ?」と思ったのかしらん。
そう思いつつ探したら、なぜかありました〜、竹のトング。
でもそれは100円ショップで買ったバーベキュー用のガサツなトングでした(笑)。
サハラ家は繊細な味を楽しむ家風ではないことが、あらためて判明!
ま、それも楽し、な土曜日でした。
「
恒福茶具」の白川店長、、
A8.net のみなさま、アフィリさん、お誘いありがとうございました。
ダイエット・便秘防止、花粉症やアトピー・糖尿病・高血圧症・癌防止・体質改善・血流改善などなどにオススメの、「青山緑水」とその名も美しい苦丁茶のことなど、山ほどある書きたいことは後日またあらためて、ということで。
さてさて、こんな楽しい中国茶の世界を実際に試せるコンテストが開催されます。詳しくは、
第1回 気になるアレを調査しませんか? 〜中国茶器&中国茶編〜をご覧ください。商品も豪華です。奮ってご参加くださ〜い♪
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★コンテストに参加するには、最初に
A8.net に登録し、次に
中国茶と中国茶器の専門店「恒福茶具」 にも登録してくださいね。